展示のご案内

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〈近代デザイン落穂拾い〉

『GAKUTO』の表紙デザイン
1928.1−1938.12/132冊


会期 2020年 10月21日(水) −11月1日(日)  
           ※26・27日は休廊
   open 12:00 − 19:00

会場 ギャラリーヨクト
   東京都新宿区四谷 4 -10ユニヴェールビル102
   地下鉄丸の内線 四谷三丁目駅
   2番出口・徒歩4分
   tel : 03-6380-1666

『GAKUTO』(学鐙)は1897(明治30)年、丸善によって創刊された日本初のPR誌。
11年間分1冊も欠けることなく、入手されたときの美しい状態で、地方の素封家の蔵に眠っていた132冊。
一見して戦前のものとは思えないモダンな表紙、そこには当時、諸外国から輸入されたばかりの最新の文化や美術、それらを魅力的に紹介する自由な創意とデザイン上の工夫が見られます。
また、関東大震災後の復興期の明るさと印刷技術の革新などもさまざまに読み取れます。

会場では1928年から1938年に発行された132冊の表紙を展示します。
関連資料の紹介、今回展示する表紙をまとめた小冊子の販売も。

写真上:当時の自由でおおらかなデザイン手法が興味深い。「GAKUTO」のアルファベット書体は実にさまざま。HBプロセスオフセット印刷機(多色写真製版)などの新しい印刷技術の移入によって色鮮やかな表紙が並ぶ。

写真中:丸善で扱う洋書にある挿画の1ページを表紙に使ってデザインされている。
出典は左からグーテンベルグの印刷による『Gutenberg and the Catholicon of 1460』、スタインによる『INNERMOST ASIA volume4』、エコール・ド・パリの女流画家『Deuxième Album de Marie Laurencin』

写真下:前衛美術の隆興や撮影技術の進歩とともに、舞台芸術や写真などに関する専門書も多く輸入されていた。